2018.12.18
雑誌を始め、様々なメディアで特集が組まれ、世界的にも注目度の高い「アーユルヴェーダ(Ayurveda)」。
ELLE caféでも、アーユルヴェーダ考えに基づいた「Ayur AOJIRU」は大人気ですが、アーユルヴェーダに難しそうなイメージがあるのか、一般的には、なかなか日常に取り入れているという話を聞かないようにも感じます。
そこで、このコラムでは、アーユルヴェーダの魅力を、日常生活に取り入れやすい形で、簡単な言葉で紹介していきたいと思います。
5000年続くインド・スリランカの伝承医学「アーユルヴェーダ」
アーユルヴェーダは、インド・スリランカで5000年続く伝承の医学です。インドやスリランカでは、西洋医学の病院と同様に、アーユルヴェーダの病院や施設があり、アーユルヴェーダ医師が治療をしています。
医学と言うと難しそうな気がしますが、病気にならないように、心身健康に過ごし、「幸せな人生」を生きることを目的としているので、病院やスパ・リゾート施設に限らず、一般家庭の日常生活にも、おばあちゃんの知恵袋的に、アーユルヴェーダの知恵が用いられていたりもします。
健康のポイント①「生命エネルギー(ドーシャ)のバランスを保つこと」
アーユルヴェーダでは、健康であるために、体内の「生命エネルギー(ドーシャ)」を乱さずに生活することを大事に考えています。
この生命エネルギーは「風(運動)のエネルギー=Vataワータ」「火(代謝)のエネルギー=Pittaピッタ」「水(結合)のエネルギー=Kaphaカファ」の3つに分類されます。
太りやすい人、痩せがちな人、暑がりな人、寒がりな人、乾燥肌、脂性肌など、個人による身体の特徴の違いは、これら3つの生命エネルギーの組み合わせによって生じます。
繰り返しになりますが、健康のポイントは、この「生命エネルギーのバランスを保つこと」。特徴の良し悪しではなく、個人の特徴にあわせて、この生命エネルギーが乱れにくい生活を送ることを考えます。
あわてんぼうの人が深呼吸をしたり、寒がりの人が温かい服をきたり、乾燥肌の人がスキンケアをしたりする。アーユルヴェーダの実践は、とても身近なところにあります。
まずは難しく考えず、自分の体質や特徴を理解し、認めた上で、自分にあった生活を送る事を心がけてみてはいかがでしょうか?
、、とは言え、日常生活をしていると、季節や時間帯、仕事環境、生活環境、良くも悪くも様々な要因に影響を受けますよね。
そんな時は「食物」の力を借りてみてはいかがでしょうか?
手軽にアーユルヴェーダを取り入れてみる
前途のELLE café「Ayur AOJIRU」に入っている、モリンガ、ゴツコラ、アムラなど、おなじみのスーパーフード。
これらはアーユルヴェーダの古典書(医学書)にも登場する有名な薬草で、豊富な栄養素と共に、強烈な若返り効果、自律神経・ホルモンのバランスの調整など、様々な効果が期待され、何千年も前から利用されていました。
そんな、「Ayur AOJIRU」を使った、冬にお勧めのレシピを紹介します。
心と体を安定させる!!冬に飲みたい「アーモンドミルクのAyur AOJIRU」
[材料]
・Ayur AOJIRU 1包
・無糖アーモンドミルク 150cc
・メープルシロップ 適量(小さじ1/2~1程度)
[作り方]
①Ayur AOJIRUをアーモンドミルクで溶く
②お好みでメープルシロップを入れる
アーユルヴェーダでは、冬は「Vata(風のエネルギー)」の季節とされ、特に「乾燥性」「冷性」「軽性」の影響を受け、心も体も乱れやすい時期とされます。逆の性質の「油性」「熱性」「重性」を取り入れる生活を心掛けます。
アーモンドミルクの良質な脂質と、メープルシロップの甘味は「重さ」と「安定感」を与えるので、Vataの季節には特に勧められています。ただし、「甘味」は体を冷やすので、入れすぎには注意。メープルシロップなど、天然の甘味料を選びましょう。
Ayur AOJIRU1包に、アーモンドミルクと、メープルシロップの組み合わせで、抹茶ラテのような濃厚な風味に大変身。せわしいVataの季節に嬉しい、混ぜるだけの簡単調理。思わず飲み過ぎてしまいそうです。
プロフィール
富岡和也(Kazuya Tomioka)
料理人、栄養士、セラピスト、音楽家であるとともに、都内各所/近郊の全米ヨガアライアンス認定校にて、ヨガインストラクター養成講座(RYT500/200)の講師、及び教材作成も務める。
また、企業や飲食店向けのメニュー開発・レシピ開発、コラム執筆や監修など雑誌/TVなど多方面で活動している。
インドのアーユルヴェーダの病院や5スターホテルのキッチン、イタリアの2つ星リストランテなどで働く経験をもち、企業や飲食店向けのメニュー開発・レシピ開発、コラム執筆や監修など、雑誌/TVなど多方面で活動している。インド政府機関BSS認定アーユルヴェーダセラピスト。栄養士。ヨガ専門雑誌「Yogini」にて、アーユルヴェーダのエッセイを連載中。
フードスタイリングスタジオ・食のアトリエ「Natural Lifestyle」(代々木上原)代表。
http://www.natural-lifestyle.net
▼プロフィールの詳細はコチラ
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エル カフェの青汁は、 90種類以上の栄養素を含み、300もの病気を予防すると言い伝えられ、別名「ミラクルツリー(奇跡の木)」と呼ばれる完全オーガニックのモリンガをはじめ、アムラ、ゴツコラなどインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の考えに基づき体に良いとされる食材や、スピルリナやヘンプシード等のスーパーフードなど53種類の食材と一包当ヨーグルト約5個分に相当する乳酸菌500億個を含みます。
■お召し上がり方
・1日1~2包を目安にお召し上がりください。
・牛乳、豆乳、スムージー、ヨーグルトなどに入れ、よく混ぜてからお召し上がりください。
・抹茶風味ですので、お水で溶いても美味しく召し上がれます。
■内容
1日2包分 180本入り(3ヶ月分)
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