2019.10.25
冨岡和也氏によるアーユルヴェーダ(Ayurveda)コラム【特別編前編】
今回のコラムは、冨岡和也氏によるELLE caféAOYAMAで実施中の「Chef ’s Vegetable Fair」ランチレポート【前編】をお届けします。
~ヘルスコンシャスな層にウェルネスな選択肢を~
ELLE café AOYAMAにて、10月7日より始まった「Chef ’s Vegetable Fair」。
こだわりの産地と農場から取り寄せた特別な野菜を生かし、ELLE caféシェフが丁寧に仕上げた野菜の特別メニューが盛りだくさん。
と言う事で、、、、
フェア開始早々、さっそく食事に行ってきました。
青山周辺は、全国的にみても、オーガニックやヴェジタリアン向けの料理を提供する飲食店は多いように感じますが、意外にも、料理人である「シェフ」が滞在して、食材に合わせて料理を提供している「レストラン」は少ない。
そもそもELLE caféは、オーガニックの食材や、産地にこだわった野菜を使った料理を提供するこだわりのレストランとして有名だが、しっかりとしたコース料理のレストラン・メニューだけでなく、気軽に立ち寄れるカフェ・メニューまでをも網羅しており、利用用途がとても幅広い。
2Fに案内されると、そこにはまず沢山のグリーンが目に飛び込んできました。
空間からヘルシーを感じる店内の窓際の席に案内頂き、メニューを開くとグランドメニューが「Vegan」「Gluten free」「Low carbo(低糖質)」に分かれていることからも、外国からの来客や、食事療法を取り入れている最中の人たちなど、食に制限がある人や、食への意識の高い人たちも、カバーする事ができる。
友人はもちろん、初めて合う人や、仕事の打ち合わせ、大切な記念日などでも、思想や価値観を尊重した上で、安心して使うことのできるレストランなのです。
そんな、ELLE cafeによる、こだわりの食材で展開される「ELLE caféシェフが創るベジタブルフェア」。と言う事で、期待は膨らみます!
富岡和也(Kazuya Tomioka)
料理人、栄養士、セラピスト、音楽家であるとともに、都内各所/近郊の全米ヨガアライアンス認定校にて、ヨガインストラクター養成講座(RYT500/200)の講師、及び教材作成も務める。
企業や飲食店向けのメニュー開発・レシピ開発、コラム執筆や監修など雑誌/TVなど多方面で活動している。
フードスタイリングスタジオ・食のアトリエ「Natural Lifestyle」(代々木上原)代表。
http://www.natural-lifestyle.net instagram:@kazuya_naturallifestyle
ELLE caféに到着してメニューを開いてみると・・・
今回のフェアのメニューは・・・
「プリフィックスのコース」「ランチセット」「単品」
の3部構成で、どの時間帯に利用しても、何度行っても、飽きる事のない選択肢の多さは健在。
こだわり野菜を、いろいろ食べたい僕は、少し豪華に、
「江戸千住葱と紫芋の発酵スープ」(写真1)
「15種類野菜のアンサンブル、白味噌とスピルリナ」(写真2)
「ビーツとナスのロールケーキ」(写真3)
をオーダーしてみました(ディップ、パン、ドリンク付き)
プリフィックスの内容も、フェア内から選べるので、フルコースでメインまで食べても良し、単品or組み合わせで食べても良し、都合に合わせて自由に選ぶ事ができるのが嬉しいです。
そして、なにより嬉しかった事が、「とりあえず野菜を使ったメニュー」ではなくて、しっかりと「美味しいメニュー」と言う事。
食材を生かすメニューは、簡単なように見えて、実は一番難しいのです。
料理人である「シェフ」の存在が光ります。
前菜からデザートまで、こだわり抜いた野菜を、こだわり抜いたさまざまな調理法で食べつくす。
シェフの技術による「美味しい」の安心と、緑と光のあふれる穏やかな空間の中でのんびりと、そして贅沢な時間を満喫させていただきました。
江戸千住葱と紫芋の発酵スープ(写真1)
【シェフからのコメント】
江戸千住葱の甘みと紫芋の甘みを、カシミヤのような滑らかさと共に華やかな一皿をお届けします。
15種類野菜のアンサンブル、白味噌とスピルリナ(写真2)
【シェフからのコメント】
キャンバスに描かれた色鮮やかな野菜のオブジェを、それぞれの野菜の味を生かした調理法でお届けします。
ビーツとナスのロールケーキ(写真3)
【シェフからのコメント】
ビーツやナス本来の味を生かしスパイスを効かせたコンポートと、きめ細やかな天然ビーツ生地のマリアージュをお楽しみください。
みなさんに届けたい想い・・・
ヨガやアーユルヴェーダ、ヴェジタリアンやビーガン、グルテンフリーや糖質オフ。
さまざまな健康法や食事法が、取り上げられる昨今。
もはや、「食」は、「生きる為のただの義務」にとどまらず、生き方と、選び方の自己表現となってきました。
世界のトレンドは、ライフスタイルの多用性を認める時代に突入しているが、まだまだ、出遅れている日本の現状。
そんな中で、「Chef ’s Vegetable Fair」という形で、美味しく、スタイリッシュに、ウェルネスな選択肢を与えてくれるELLE caféは、ワールドスタンダードだという事を再認識させてくれるフェアーなのでした。
次回【後編】「Chef ’s Vegetable Fair」レポート
~こだわりの野菜を選ぶと言うこと~
食材と料理に関するレポートは【後編】にて11月に掲載予定ですので、お楽しみに!